残暑見舞い〜メイキング2〜
さて、前回に引き続きメイキングを公開しようと思います。
今回は着色です。
まずはラフ塗りです。
本塗りではありませんよ!
私は1枚のきちんとした?絵を仕上げたいとき、この過程は欠かしません。
大体の配色を決めるためにざざっとここで予め決めておきます。
(そうするとスポイトで色をとることができたりと、後々楽になってきます)
さて、ここで新しくレイヤー(通常)を作り、一気に塗りつぶしていきます。
人物と背景は分けておいたほうが作業しやすいと思われます。
女の子の方の服は不透明度保護にチェックをし、グラデーションを作りました。
その上に新しくレイヤー(乗算)を作り、影などを塗りこんでいきます。
なんか大分それっぽくなってきましたね!
ちなみにこれが上の乗算レイヤーの物です。
これを乗算にして重ねることで上手く影にすることができます。
さらにレイヤー(陰影)でエアブラシを使い、上から塗りつぶしていきます。
陰影レイヤーは私とても愛用していて、これを使うとなんだか
色に厚みが出て好きなんです!どうでしょう?
次にレイヤー(通常)を作り、背景をベタ塗りしていきます。
ベタベター
板は質感が出るように濃い茶色や薄い赤を鉛筆、筆、エアブラシで
塗り分けていって予めの下地にしておきます。
あとはまあぼかしツールでぼかしたり。
風鈴ですが、金魚などの絵は別にレイヤー(通常)を作り、筆で
それっぽく書き込んで不透明度をいい感じに下げます。
そうするとあら不思議←
透けて見えるので自然とガラスに見えてしまいます。
じつは扉のガラス越しに見える床などもおんなじ感じで縫っています。
その上に乗算レイヤーを作り、筆でべったべったと塗る感じで
描き込んでいきます。今回こういう塗り方にしたのはあえて
厚塗りっぽくしたかったからです。乗算レイヤーのは人物のときと
同じ要領で塗ります。
それとよく見てもらえるとわかりますが、スイカと風鈴の紙の
部分にグラデーションかけました。(これも別の通常レイヤーを
つくり、書き込んだ後に不透明度を下げます。)
更に乗算レイヤーを作り、影を書き込みます。
今回、大木の木陰に包まれているイメージで描いたので部屋の奥ほど
ものすごく暗くなるようにします。(やりすぎには注意)
それと窓ガラスをより表現するため、通常レイヤーを上に作り、
水色を塗って不透明度を下げました。
更に乗算レイヤーを作り、もっと奥のほうの影を塗りこんでいきます。
ここで扇風機の羽を忘れていたので新たに付け足しましたww
ここで更に上に陰影レイヤーをつくり、赤っぽいような橙っぽいような
色でエアブラシを使って手前のひまわりと岩をざざっと塗りました。
ひまわりなんかはいい質感出たように見えるでしょうか?
と、長くなってしまったので一旦ここで切ります。
ついてこられたでしょうか?
この次は庭のほうを中心に描いていきたいと思います。